行ってみたところ 2
聖園農場の創始者であり、かつ聖園教会創立時の指導者であった武市安哉は、今の南国市の郷士(士族)の家に生まれました。
小学校の教師・区長・大区長・県会議員の要職を経験、1892(明治25)年には衆議院議員に当選していました。
しかし政界の汚さに失望し、政治や民権運動だけでは農民は救われないと考え、未開の北海道にキリスト教精神による理想の農村建設を決意しやってきました。
彼のよびかけに26人の青年が賛同し行動をともにしています。
国会議員の地位を捨てての渡道です。
土地は630haで、1次から3次までの入植戸数は200戸に及びました。
1898年、坂本竜馬の甥坂本直寛が北見から浦臼に移住、聖園は新しい指導者を迎えました。
当時の資料は、浦臼町郷土史料館に大切に保管され、展観に供されています。